中小企業融資あっせん受けてみた!
借入っていやですよね。借金はなるべくしたくないもの。
だけど、会社でありば現金がなければ給料も払えません。先行きが見えない今は特に現金が
必要ですよね。
今回私は北区の中小企業融資を利用しました。
もちろん所属する自治体によりサービスが異なりますのでチェック
してみてくださいね。
北区産業振興課に伺いました。かれこれ3ヶ月前のことです。
そこでざっと借入までの流れを教えてもらいました。
まとめると、
- 借入までの期間に時間がかかる(約3ヶ月)
- 区から利子の補給が受けられる1.5%
- 城北信金さんからも利子の補給が受けられる0.3%
- 上記合計1.8%の利子補給が受けられ、実質金利は0円
- 期間は1年据え置きを含め最大7年
- ※保証料は半額補助
※保証料とは銀行が貸出を行う場合、与信がなく銀行が単独で貸出することが難しい場合、信用
保証協会に保証料を払い、銀行から貸し出してもらうための保証料。万が一支払いに滞りが出た
場合、銀行は債権を保証協会に請求し払ってもらうという仕組みです。
などのメリットデメリットを説明していただきました。
実質金利0って魅力的に感じますね。
その後の流れは
- まず、北区で相談員の方と簡単な事業計画2年分を作ります(期間は2-3週間程度、ここが最大の山場!)。
ここでは大きく借入の資金目的が運転資金か、設備資金かを聞いてきます。運転資金であれば
会社が収入がない状態で過ごせる月額の3ヶ月程度が必要となります。
例)月40万円×3ヶ月=120万円。
相談員の方は優しいのですが厳しい。特に「1人コンサルタントはお金かからないでしょっ。」てな
具合で厳しい目線です。計画はもちろん、「この売り上げの証拠はあるのか」などと聞かれます。
契約書、発注書などから開業に必須な許可、免許、資格などの提出を求められます。
書類が整ったら相談員の方が会社まで見にきます。
ポイントは実体があるのかどうか?ポストに会社名が書かれているか、仕事スペースがあるかどうかなど。
この辺りまで来ると、相談員の方も一山超えた為か、共感が生まれてきました。
- 相談人の方のOKがいただけると、推薦状を書いてもらいます。
封筒にしっかり糊付けされた推薦状をいただきます。残念ながら中身は確認できません。
- 推薦状を城北信金に持参する。
会社にも来ていただき、必要書類に印鑑を押します。
城北信金さんから、所管の信用保証協会に連絡をしてもらいます。
- 東京信用保証協会上野支店さんから電話をいただき、約束して会社にきていただきます。
どんな人か心配でしたが、物腰の柔らかい方でした。
事前に用意するように伝えられたものは
免許証 実物と表裏コピー
個人の実印
定款 実物とコピー
以前勤めていた会社の源泉徴票 コピー
取引先の契約書
通帳個人と会社 コピー
などを用意して申し込みを行いました。
しっかりと融資できるように頑張りますとありがたいお言葉をいただきました。
1週間~10日ほどで連絡するとのことでした。
返事をもらっていよいよ最終工程です。
- 城北信金に訪問し契約を取り交わします。
必要書類は
会社実印
会社横版(あれば)
全部事項履歴証明書 1通
印鑑証明書(個人) 1通
印鑑証明書(法人) 1通
などでした。
- 融資実行 (スタートからここまで約3ヶ月!)
指定した口座に振り込まれます。借入金額に応じ、印紙代と保証料を引いた金額が入金となります。
ちなみに私の場合印紙代6,000円と保証料17,718円(借入金額により変わります。
保証料の半額は約1週間後振り込まれました。
8,859円
利息の補給に関しては年4回振り込まれます。
また、6か月後区の相談員さんから電話でのヒアリングがあります。
1年後には相談員さんが会社訪問するとのことです。
以上が長くなりましたが、東京都北区中小企業融資あっせんを受けた流れとなりました。
資金は早めに手当てしておきたいものですね。
融資実行までには意外と時間がかかるもの。
しっかりと準備していきましょう。
さて、これからが大切です。借りたからには返さないと!
しっかりと経営計画を立てて、今まで以上に頑張らないとね!
※実際の融資における提出書類に関してはそれぞれの担当者様にお聞きください。
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