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名刺を最強の武器にする方法

名刺を最強の武器にする方法

東京商工会議所主催の福田剛大さんの”名刺を最強の武器にする方法”の講演を聞いてきた。福田さんはマツコの知らない世界をはじめ数多くのメディアに取り上げられている有名な名刺の専門家です。福田さんの経歴は面白い。岩手県遠野市出身、いろいろと有名な電通でWEBマーケティングを担当していた。

 

マーケティングといえどもたまには営業担当と同行し、お客さまともお話をする機会がある。その会話が苦手だったらしい。ついには対人恐怖症になってしまう。普通なら、お客さまとしゃべらない仕事を探すところですが、福田さんは違った。何と営業に食らいついた。何とかしゃべることに頼らなくても、お客さまの印象に残り、お客さまが質問してくれて、出来たらその場で受注につながる方法はないか?そこで目を付けたのが名刺だった。

 

名刺は職種にもよるが、私は会社名、名前、住所連絡先を書いて終わりが一般的であると思っていたが、福田さんの名刺はたくさんの工夫があった。印象に残る写真、肩書、質問、突っ込みを入れたくなるようなプロフィール、カラフルなデザイン、サービスのPR、実績。ホームページにも書かないようなことがびっしり書いてあった

 

ポイントは

1.専門家と言い切る(お客さまは相談相手を信頼したい、失敗したくない)

2.顔写真は笑顔 (証明写真にならないように)

3.自分と仕事に対して興味を持ってもらう

以上のような内容だった。

 

たしかにさっぱりした、自分の名刺と、福田さんの名刺を比べたら、名刺交換をした際の盛り上がり方は雲泥のさであり、その先の結果はもっと違ってくることが容易に想像できた。

 

対人恐怖症を克服するのは大変であったのに違いない。ましてやあの電通営業マンと比較され、営業で抜きんでるのは容易ではない。結果として本を何冊もお書きになり、”名刺の専門家”として数々の講演をこなされている。

苦手は強みにもなる。明確な例を見させていただいた。福田さんありがとうございます。